横浜DeNAベイスターズで大活躍の名投手、小園健太(19)さん。
実は出身高校が強豪高校ではなく、「なぜ私立ではなく市立和歌山高校に行ったのか?」と気になりますよね。
その理由は、佐々木朗希(20)選手のキャッチャーを務めている松川虎生(18)さんと、ずっとバッテリーを組んでた熱いエピソードがありました!
そこで今回は、
- 小園健太はなぜ私立強豪の誘いを蹴ったのか?
- 実は理由に胸熱エピソードがあった!
- そんな小園健太の温かい人柄を育てた意外な”野球の父”
上記を徹底解説していきます!
小園健太はなぜ強豪私立ではなく市立和歌山高校に?
実際、小園健太さんには大阪桐蔭はじめ、他県の甲子園に常連出場している私学高校からの誘いがいくつもあったといいます。
野球人生でチャンスのはずなのに、なぜせっかくのなぜせっかくの誘いを断ったのでしょうか?
その理由には胸が熱くなるような友情エピソードがありました。
松川虎生からのある一言で決意

理由となった人物は、同じ私立和歌山高校の松川虎生さんでした。
松川虎生さんとは中学1年生の時出会い、そこでバッテリーを組み今まで実に6年間の相棒です。
強豪校の練習なども見学し、進学する高校を迷っていた時に松川虎生さんから1本の電話が。
一緒に甲子園行こう。
この一言で迷いが消え、「もう俺決めるわ」と言ったそうです。
相棒の言葉が何よりも嬉しかったという小園健太さん。
松川虎生さんはこのときの心境について以下のように語っています。

「中学の時からバッテリーを組んでいて、僕が見た中で1番いい投手だったんで、中学校では終わりたくないっていう思いが大きかった。高校でも甲子園という舞台でバッテリーを組みたいなと思って誘いました」
Full Countより
尊い友情すぎませんか。
このエピソードを知ったとき涙ぐんでしまいました。
なんて、なんて健気で素直で良い子たちなんだろう…。胸が熱くなる話ですよね。
小園健太と松川虎生の熱い友情

中学時代所属していた野球クラブチーム「貝塚ヤング」で、当時中学3年生のエース小園健太さんと相棒の松川虎生さんが2018年に貝塚ヤングを初の全国優勝に導きました!
当時の二人の人柄を貝塚ヤングの監督はこう話しています。
性格もいいし、慕われてるし言うことない。息子、孫みたい。
貝塚ヤングにとっても小園&松川バッテリーは特別な存在だったようです。
ほんとに小園健太さんと松川虎生さん、愛嬌のある笑顔がかわいいです。

お互いのキャップに寄せ書きをするほど仲が良い。ふたりの厚い絆を感じます。
中学時代と高校時代の写真を比べるとふたりの成長を感じ取れてグッときますね。
小園健太さんにとっても松川虎生さんの存在は大きいようで、以下のように話していたのが印象的でした。
野球でも一番頼りになる存在ですし、僕の野球人生を大きく変えてくれた存在であるので、一番…大好きです。
一番信頼している、頼りにしている投手なので、いつも感謝しています。俺も大好きです。
お互いがかけがえのない存在なんですね。
休日でも一緒に過ごしているので、めちゃくちゃ仲が良いですよね!
この2人はいわゆるソウルメイトだろうなと感じます。
プロ野球では別々の球団になり今度は相棒からライバルになったわけですが、絆は変わらなさそうです(^^)
小園健太の家族構成
小園健太さんが市立和歌山を選んだ理由も判明したところで、家族構成も見ていきましょう。

小園健太さんは父、母、姉を持つ4人家族です。
- 父 宏幸さん(49歳)
- 母 優佳さん(49歳)
- 姉 智帆さん(21歳)
驚きなのが、両親ともに野球関係者ではありませんでした。
小園健太さんは素晴らしい才能の持ち主なので、野球選手の遺伝を受け継いでいるのでは?と思いましたが、意外な事実ですね。

よく見ると目元と鼻がお母さんそっくりですね!
フィーリングですけど、雰囲気はお父さんに似ている気がします。
小園健太さんのどこか静かな佇まいはご両親譲りだなと感じました。

お姉さんかわいいですね!!
小園健太さんとはそんなに似てないかも(笑)
小園健太さんも整った顔立ちをしているので美人姉・イケメン弟になりそうです。
温かい家庭で育った小園健太
・お母さんは朝4時に起きて昼食、間食用のお弁当を6食分作ってくれる。(合計4キロの重さ!)
・お父さんは毎日駅まで送り迎えしてくれる。
穏やかでおおらかなご両親に育てられた小園健太さん。
過干渉せず、小園健太さんがやりたいように見守りつつしっかりサポートしてくれるなんて理想の家庭ですね〜!素敵です。
野球球児としてのポテンシャルはもちろん高いですが、それ以上に大切な人間性も良く、カリスマ性も小園健太さんには備わっているんですね。
私も小園健太さんを見ていて「素直で良い子だな〜」と思い、応援したくなりました!
そんな気持ちにさせるのも、一種の才能だなと感じます。
では、小園健太さんの野球の強さはどう成長し生まれたのか?
小園健太さんに野球を教えた「野球の父」とは一体誰なのかご紹介します。
小園健太を育てた野球の父は川端末吉!

小園健太さんを名ピッチャーに育てたのは、野球クラブチーム「貝塚ヤング」監督、川端末吉さんです。
実は、小園健太さんが私立を辞めた理由も川端末吉さんの言葉があったからでした。
あそこは全国からなんぼでも来てる。選手、余ってるのに。分散せなあかん
目立つとプロへのレールには乗り易い。私はレールに乗せるだけ。お前はレールを走るだけと。僕の勝手な作戦なんです。頑張るのは自分だと。プロのスカウトが見てくれるのは、頑張り次第。市高の監督さんにも二人はプロに行くべき素材なんで、とお願いしました。監督も育てますと言ってくれた。
FRIDAYデジタルより
川端末吉さんの存在は、小園健太さんと松川虎生さんの大きな支えでした。
中学から高校への架け橋となった川端末吉さん、お互いを信じて共に甲子園を目指そうとした小園&松川バッテリー。
高校球児たちは、こうやって温かい環境の中育ってきたんだなぁと感じました。
川端末吉はヤクルト選手川端慎吾の父

川端末吉さんはヤクルトの川端慎吾選手のお父さんです。

川端慎吾さんの妹である川端友紀もプロ野球選手で、日本初”兄妹プロ野球選手”の父として野球界隈で有名な川端末吉さん。
3人とも右投げ左打ち投手兼遊撃手で活躍しています。
詳しく川端末吉さんのプロフィールや経歴を見てみましょう。
川端末吉のプロフィール・経歴

- 名前:川端 末吉(かわばたすえよし)
- 年齢:67歳(2021年6月時点)
- 出身高校:初芝高(現・初芝立命館高等学校)
- 職業:野球チーム「貝塚ヤング」監督

川端末吉さんはプロ野球に入ったわけではなく、高校を卒業後消防士に就職しました。
仕事をしながら、軟式野球で国体出場通算10回の成績を持っています。すごいですね。
現在は消防士も退職し、地元である貝塚で中学生硬式野球チーム「貝塚ヤング」の監督を務めています。
小園健太と川端慎吾は同じ高校出身

小園健太さんと川端末吉さんの縁は他にもありました。
川端慎吾選手は和歌山市立和歌山高等学校出身で、小園健太さんと同じ高校です。
小園さんは後輩にあたりますね。
ヤクルトに入って、プロ野球でも先輩後輩の関係になったらいいなぁ〜と思ってましたがライバルになりました。川端何か関わりがあれば楽しみです。
小園健太に対する川端末吉の評価

川端末吉さんは小園健太さんについて、このように話しています。
間の取り方、マウンドさばき、雰囲気とかピッチャーをするために生まれてきた、というモノを持っている。マウンドに行ったら、すべてを任せられる。
天性のエースです。
プロ野球選手を育ててきた川端末吉さんにここまで言わせる小園健太さんの才能はやはり本物なんだなと感じました。
家庭と同じように貝塚ヤングでも、選手の自主性にまかせるスタイルなので、自由な環境で育ったことも小園健太さんの強さの秘密かもしれませんね。
まとめ|小園健太はなぜ和歌山に?松川虎生との激アツ友情エピソードに感涙

- 小園健太が強豪私立を蹴った理由は相棒の一言の熱い友情があったから
- 小園健太を育てたのはヤクルト川端慎吾選手の父・川端末吉
- 川端末吉は小園健太を”完全なエース”と評価している
今回は、小園健太さんはなぜ市立和歌山高校に行ったのか?という点をまとめました。
裏では熱い友情があり、目頭が熱くなってしまいましたね(笑)
現在、相棒とは別の球団にはなりましたが、本人たちはお互いに「プロでは戦ってみたい」と話していたので二人の活躍が楽しみです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。