WBCで大注目のルーキー、森下翔太(22)さん。
大学1年生の頃から日本代表に選ばれている森下翔太さんは、東都リーグでも素晴らしい結果を残しています。
そんな実力者の森下翔太さん、高校時代から名門校で成長の日々を過ごしてきました!
そこで今回の記事は、
以上を徹底解説していきます。
森下翔太の出身高校
森下翔太さんの出身高校は、東海大学付属相模高等学校です。

所在地 | 神奈川県相模原市南区相南3丁目33-1 |
甲子園出場回数 | 23回(春12回、夏11回) |
甲子園優勝回数 | 5回(春3回、夏2回) |
主なプロ野球選手 | 原辰徳、菅野智之、小笠原慎之介 |
名門中の名門といっても過言ではありません。
甲子園出場回数も多く、多数のプロ野球選手を輩出している、別名「東の横綱」と呼ばれる高校です。
優勝回数も多く、春優勝3回は3位タイ、夏優勝2回は6位タイとなっています。
そんな高校で、森下翔太さんはどんな成績を残したのでしょうか!
森下翔太の高校時代の成績

大学での活躍が光りますが、高校時代からドラフト候補に名を連ねるスラッガーでした!
どんな成績を残しているのか、紹介していきます!
2年秋と3年春に甲子園出場
森下翔太さんは、3年春の甲子園大会に出場しています。
甲子園出場を決めた2年秋、3年春の甲子園大会の成績は、以下の通りです。
2年秋 | 打率.512、ホームラン5本、23打点 |
3年春 | 打率.267、ホームラン0本、2打点 |
2年秋の県大会では3番センターで計11戦に出場し、堂々の記録を残しました。
県大会決勝の慶應義塾高等学校戦では、ホームランを2本放つなど、存在感を際立たせていました!
森下翔太さんの活躍もあり、3年春の甲子園大会に出場することができました。
甲子園大会では3番センターで計4戦に出場しましたが、2年秋の活躍とは裏腹に、本来の実力を発揮することができませんでした。
本当に甲子園という場所はわからんね…
地方大会でこれだけの成績を残す選手の不振、初の甲子園ということで、精神面に与える影響は相当なものだったことでしょう。
とは言っても、東海大相模はベスト4入り、素晴らしい結果を残しました。
甲子園出場について、森下翔太選手は次のように語っています。
「甲子園にずっと出ていたい、日本一になりたい思いがあったので嬉しかったですね。小さい時からみていた甲子園だったので、打席に立った時は考えられないですけど、すごい体験ができたんだなと思いました」
プレッシャーはすごかったと思いますが、1人の野球人として最高の経験になったことでしょうね!
それにしても、地方大会の記録は圧巻です!
公式戦でホームランを打つことすら難しいのに、約2試合に1本ペース、高校時代からスラッガーとしての素質を開花させていたんですね!
森下翔太の最後の夏

3年夏は、残念ながら甲子園出場を果たすことができず、北神奈川大会ベスト4の成績で夏を終えています。
ですが打率.524、ホームラン2本、5打点と、この夏も凄まじい成績を残しています。
最後の夏は残念でしたが、存在感を存分に示した最期だったと思います!
公式戦でたくさんのホームランを打っていますが、3年間で積み上げたホームランはすごい数となっています!
通算本塁打がすごすぎる
森下翔太選手の、高校野球通算本塁打は57本です!
スッゲ〜数だね!!!
すごい数ですね…。初ホームランは1年生の頃、大会直前の練習試合で放ちました!
「八王子高校のグラウンドで三つ巴(変則ダブルヘッダー)だと思ったのですが、その試合でライト方向へ本塁打を放ったんですが、それが自分にとって高校初ホームランとなりました」
1年生の頃にホームランを打つことがそもそも難しいのに、ライト方向へのホームランは本当にあり得ないです…!
一般的に、引っ張る打球(右打者ならレフト方向)の方が飛ぶ傾向にあります。
つまり、右打者がライト方向にホームランを打つのはすごく難しいんです!
それを1年生の時に打った森下翔太さん、当時から本当にすごい選手だったことがわかる記録でした。
森下翔太の高校時代のエピソード

森下翔太さんの高校時代には、野球人生を大きく左右するエピソードが3つあります。
ひとつずつご紹介します!
森下翔太の高校時代のエピソード①:東海大相模から熱心なアプローチ
森下翔太さんは中学時代、強豪の戸塚シニアでプレーしていました。
2014年にはリトルシニア日本選手権大会で準決勝まで進む成績を残しています。
そんな中、熱心に誘いがあった東海大相模に進学を決めます。
東海大相模は名門中の名門、練習に入ってすぐにレベルの高さを実感しました。
「パッと見た時、気迫というか、野球に対する熱が伝わって、全国レベルの野球、日本一を目指す野球はこうなんだなと思いました」
本当にすごいレベルなんだと思うわ
この場所で野球をすると決意したのは、野球人生においてすごく重要な決断になったことでしょう。
名門の気迫に押されながらも入学した森下翔太さん、
全国レベルの選手ばかりの中で、1年生の頃からまさかの抜擢をされることになります!
森下翔太の高校時代のエピソード②:1年夏からまさかの4番指名!

1年生の頃から練習試合にも多く出場していた森下翔太さん。
結果を残していたことから、夏の甲子園大会で、東海大相模の監督である門馬監督から、4番を任されることになります!
名門校でいきなり4番は本当にすごい
それだけ1年生の頃から結果を残していたんですね!
中学時代から全国区の選手達と共にプレーし、対戦していたことも大きかったんでしょう!
初戦では、3打数1安打1打点と素晴らしい成績を残しました。
その後はプレッシャーから思うような成績は残せませんでしたが、この経験を森下翔太さんはこう語ります。
「1年生なので、勢いでやっていたところはあったのですが、4番というプレッシャーがあったんです。自分の中でもつらくなってきて、結果的には最終戦は4番で出られなかったんですけど、良い経験だったなと思います」
プレッシャーの大きさは計り知れないものがあったと思いますが、だれもができる経験ではありません。
名門の4番という重圧を1年生で背負う、この経験は森下翔太さんの野球人生に大きく影響していることでしょう。
東海大相模で普通では味わうことのない経験をし、成長を続ける森下翔太さん。
そんな森下翔太さんを支える門馬監督の存在は、森下翔太さんにとってすごく大きな存在となっています。
森下翔太の高校時代のエピソード③:門馬監督との二人三脚がアツい!
門馬監督から多くの指導を受けた森下翔太さん。
野球人として成長できたのは門馬監督のおかげだと森下翔太さんは語ります。
「やはり現在の自分を作ってくれたのは門馬監督です。1年夏から試合に出させてもらって、さらに4番として使ってもらったり、自分には感謝の言葉しか見つからないぐらい。それぐらい門馬監督は自分を作ってくれたかなと思います」
門馬監督からの指導は、技術面よりメンタル面の指導が多かったそうです。
特に3年春の甲子園大会前は調子が上がらない中、門馬監督のサポートの元で大会に入りました。
結果はあまりよくありませんでしたが、この指導も森下翔太さんの中で大きな経験となっていることでしょう。
学生時代にメンタル面の指導をされることは少ない気がする
名門校で戦った経験を聞くというのは、それだけですごくいい経験ですね。
短期決戦の多い学生野球では、メンタル面の安定がすごく大事だと思いますので、今後の野球人生においても大事な経験になったことと思います。
4番の抜擢から始まった門馬監督との絆、信頼し合えているからこそより成長できたことでしょう。
門馬監督も、森下翔太さんならこの重圧を乗り越えてくれると信じて、1年生の頃から責任を与え続けたんでしょうね。本当にいい関係です。
森下翔太のプレースタイルやフォーム

森下翔太さんの強打者を証明する特徴が2つありましたので、ご紹介します。
1つ目は「右方向に強い打球が打てる」です。
「大田泰示(現・日本ハム)は左中間に見えなくなるほど飛ばしましたけど、森下は同じ打球を右中間に持っていきますから」
引用元:高校野球Number Web
前述しましたが、右打者がライト方向に大きな当たりが打てるというのは本当にすごいです。
ライト方向に打てるということは、ボールを引きつけて打つ能力が高いと言えるので、速いボールも遅いボールも対応しやすくなります。
相手投手はそれだけで嫌だよな
打席に立っているだけでも相手投手に精神的ダメージを与えることができる、強打者の証ですね。
2つ目は「無駄な動きのないゆったりとしたフォーム」です。
いい打者に共通しているのは打席の中で「ゆったりしている」こと。バットのせわしない動きや上下動、あるいはバットを大きく後ろに引くような反動を抑え、ステップする動きを急がない……などなど、こういう好打者の共通点を森下はすべて備えている。
引用元:高校野球ドットコム
森下翔太さん自身、レベルの高い投手と対戦する中で、「無駄な動きを省く」というのを意識していました。
確かに、あまりにも動きが大きすぎる選手や落ち着きのない選手は、投手目線からも抑えられそうと思ってしまいますよね。
落ち着きのあるどっしりとしたフォームというのは、打席に立っているだけで存在感を感じます。
打席に立っているだけで相手投手にプレッシャーを与えることができる、これも強打者の証ですね。
まさに強打者!といった特徴だね
森下翔太の中学・高校時代の成績

森下翔太さんの中学時代からの成績をまとめると、
中学時代、戸塚シニアでリトルシニア日本選手権大会2014で準決勝進出を果たしました。
高校時代は、3年春の甲子園大会でベスト4の成績を残しています。
中学高校で成績を残し、進学した中央大学では1年で日本代表に選ばれています。
今後の活躍に目が離せないッ!
まとめ|森下翔太の高校の成績と評価!ホームラン数が凄すぎたエピソードも紹介
- 森下翔太は東海大相模出身で、1年生から4番を任され大きな経験を手に入れる
- 野球人生を支えてくれた門馬監督の指導の下、甲子園ベスト4、本塁打57本の記録を残す
- 森下翔太の最大の特徴は、右方向への打球とどっしりとしたフォーム、強打者としてプロでの活躍が期待される!
今回は森下翔太さんの出身校や高校時代の成績についてまとめました。
森下翔太は東海大相模という名門校の出身で、1年生から4番を任される逸材!
プレッシャーと戦いながら、門馬監督と二人三脚で成長し、甲子園ベスト4の成績を残す!
右方向への打球とどっしりとしたフォームは強打者の証!
ドラフト上位候補に名を連ねるスラッガーは、高校時代にたくさんの重圧やプレッシャーと戦いながら成長していました。
野球にひたむきに取り組む森下翔太さんを応援したくなりましたね!
今後の活躍に期待しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!