東京ヤクルトスワローズが2年連続で優勝果たすなど、チームを牽引してきた、若きリーダーの村上宗隆(23)さん。
打撃部門三冠王(首位打者・本塁打王・打点王)を獲得し、WBCでも活躍が絶好調ですが、対価もその分得られるプロスポーツ選手。
村上宗隆さんのシーズンオフの契約更改では一体どれくらいの年俸提示があるのでしょうか?
今回の記事では、
- 村上宗隆の年俸推移
- 村上宗隆の来季年俸予想
- 村上宗隆と同クラス成績選手の年俸推移
以上を徹底解説していきます!


村上宗隆の年俸推移

村上宗隆さんは2017年に東京ヤクルトスワローズからドラフト1位指名され、2018年にプロ野球生活を始めました。
2018年からの年俸推移を1年ごとくわしく見ていきましょう。
村上宗隆の年俸推移1年目(2018年)

1年目はシーズン終盤に一軍昇格をし、初打席初本塁打を記録する活躍を見せ、
年俸は720万円から80万円アップの800万円で契約更改を終えました。
村上宗隆さんは1年目から2軍とは言えども、17本塁打を記録するなど、
既にバッティングはプロの投手に順応しており、大器の片鱗を感じさせるプレイヤーだったと思います。
村上宗隆の年俸推移2年目(2019年)

2年目は2リーグ制後では史上18人目となる高卒2年目以内での2桁本塁打を記録するなど、
最終的にシーズン本塁打36本96打点を記録したことで新人王のタイトルも獲得、
年俸は800万円から3700万円アップの4500万円で契約更改を終えました。
また、村上宗隆さんは記者会見で『来季は本塁打1本打つたび、被災した熊本城復旧費用を寄付する。』ことを公言し、記者陣を感心させました。
この行動は、日頃からチームメイト・関係者・ファンなど、周囲への感謝と気配りに長けている村上宗隆さんらしいエピソードですね。
村上宗隆の年俸推移3年目(2020年)

3年目は6月・7月に打率.339、6本塁打、37打点と開幕から好成績を残し、球団最年少の20歳での月間MVPに選ばれるなど、
全120試合に出場し、打率.307、28本塁打、86打点を記録。
また出塁率.427、長打率.585、得点圏打率.352、OPS1.012、87四球はいずれもリーグトップであり、自身初の打撃タイトルとなる最高出塁率を獲得しました。
以上の活躍からオフの契約更改では、年俸4,500万円から5,500万円増の年俸1億円で更改を終えました。
4年目での年俸1億円到達は、古田敦也さん、青木宣親さん、小川泰弘さんに並ぶ、球団最速タイ記録であり、球団最年少記録となる。
さらに凄いのが、高卒4年目での1億円到達は田中将大さん(マーくん、現東北楽天ゴールデンイーグルス)、ダルビッシュ有さん(現サンディエゴ・パドレス)に並ぶ史上最速タイ記録なのだそう。
村上宗隆さんこそ、『令和の怪物』と呼ぶにふさわしい人物と言えるでしょう。
村上宗隆の年俸推移4年目(2021年)

4年目は東京オリンピック日本代表に選出され、主軸打者として金メダル獲得に大きく貢献、
シーズンでは史上最年少となる21歳7か月で通算100本塁打に到達し、
1989年に清原和博さん(元西武ライオンズ)が記録した21歳9か月での達成記録を32年ぶりに塗り替え、
他にも自身初となる本塁打王のタイトルを獲得するなど、自身初のリーグ優勝・日本一に大きく貢献しました。
以上の活躍から、セ・リーグMVPを受賞。
21歳でのセ・リーグMVPは、1996年の松井秀喜さん(元読売ジャイアンツ、当時22歳)を抜いて史上最年少での受賞。
オフの契約更改では年俸1億円から1億2000万円増の年俸2億2000万円+出来高払いで契約を更改しました。
プロ野球4年間で球団の看板選手から日本を代表するスター選手へと変貌を遂げた村上宗隆さん。
この時期から、アメリカのメジャーリーグスカウトからも注目されるようになり、村上さんもテレビ番組で『いつかはそのステージ(メジャーリーグ)に立ちたい』というような発言をしているため、
近い将来、メジャー移籍してガンガン稼ぐ村上宗隆さんを観られるかも知れませんね。
村上宗隆の来年の年俸予想

と、思われます。
主な理由としては、
- チームの2年連続優勝に大きく貢献
- 打撃部門三冠王獲得がほぼ確定していること
- 日本人選手シーズンホームランタイ記録達成(55本)
- プロ野球新記録の5打席連続ホームラン
その他にも、
- 村上宗隆グッズ売り上げ好調(選手中1位)
- オーナー会社製品の売り上げ好調(ヤクルト1000)
など、
村上宗隆さんはプレー以外にも、今年度はオーナー会社も景気が良いという巡り合わせもあり、
チームメイト山田哲人さんの年俸5億円を最低ラインとし、
過去の2002年シーズン、村上さんに似た成績を残した松井秀喜さん(元読売ジャイアンツ)が契約更改で6億円に達したことから、この辺りの年俸になるのではないかと予想できます。
過去に村上宗隆と同クラス選手の年俸推移は?
ここまで、村上宗隆さんの来シーズンの年俸は5〜6億円程度になるのではないか?
とお伝えしましたが、ここでは、
過去に2022年の村上さんと同レベルの成績を残した選手は、一体どれくらいの年俸をもらっているのかを調べました。
村上宗隆と同クラス選手の年俸推移①:落合博満(ロッテオリオンズ)

プロ野球史上、最強の右打者の呼び声が高く、現役時代3度の三冠王を獲得した稀代の天才バッター・落合博満さん。
プロ入り4年目の1982年に打率.325、本塁打32本、打点99を記録し、
1回目の打撃三冠王を獲得した年の契約更改で、1,600万円から3倍強アップの5,400万円で契約を勝ち取りました。
村上宗隆さんも三冠王を獲得したことから、落合さんと同じく、3倍程度の年俸アップが期待できるかもしれませんね。

村上宗隆と同クラス選手の年俸推移②:アレックス・カブレラ(西武ライオンズ)

90年代後半から00年代前半に活躍したパ・リーグを代表する助っ人外国人選手、アレックス・カブレラさん。
2002年シーズン、打率.336、本塁打55、打点115を記録し、本塁打王、パ・リーグMVP、ベストナインのタイトルを獲得。
その中でもシーズン本塁打55本は世界の王貞治さんが持つプロ野球タイ記録で、当時は記録更新を嫌った他球団が勝負を避けるなど、話題となりました。
カブレラさんはその年の契約更改で、年俸1億5,000万円から9,000万UPの2億4,000万円の契約を勝ち取りました。
日本人と外国人選手では上げ幅も違うので一概には言えませんが、成績が似ている村上さんは、最低でも1億弱のUPは勝ち取れることが想定できますね。
村上宗隆と同クラス選手の年俸推移:松中信彦

『平成最後の三冠王』こと、元ソフトバンクホークスの最強バッター、松中信彦さん。
2004年シーズン、打率.358、本塁打44、打点120を記録し、打撃三冠王、パ・リーグMVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得。
松中さんはその年の契約更改で、
年俸1億5,900万円から倍増の3億2,000万円の契約を勝ち取りました。
松中信彦さんと村上宗隆さんは同じく左バッターでタイプも似ているため、年俸の上げ幅も似てくる可能性がありますから、村上宗隆さんの来季年俸は倍増する可能性もありますね。
まとめ|【2023最新】村上宗隆の年俸推移表!倍以上の昇給額がエグすぎる!
- 村上宗隆の年俸推移は1年目が720万円→2年目が800万円→3年目が4500万円→4年目が1億円→5年目が2億2000万円+出来高払い
- 村上宗隆の来季年俸を予想すると、5億円〜6億円になることは堅い
- 歴代の類似成績選手の年俸推移を調べた結果、村上宗隆の来季年俸は大幅に倍増されることが予想される
将来はアメリカでプレーすることを夢見る村上宗隆さん。
2020東京オリンピックでの活躍もあり、市場価値が上がっていますから、メジャーリーグに所属すれば、プロ野球時代とは比較できないほどの高額契約もあり得ます。
ファン一同も期待は膨らむばかりですね。
頑張れ!!村上宗隆さん!!
最後までお読みいただきありがとうございました。